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寝ても覚めても
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目が覚めると知らない綺麗なベッドの上にいた。
木目の天井、白い壁紙、柔らかい布団。
「よく眠れましたかアルマさん。」
傍らには素肌をさらした恋人がこちらを見つめて微笑んでいた。
「こうやっていっつも目覚めたときにいてくれたら、嬉しかったのに。」
愛しい人の姿に何故か涙が出るほど嬉しくなった。
その頬に触れたくてゆっくりと手を伸ばす。頬に触れる前に手を取られ目的の場所に誘導され落ち着く。柔らかくさらりとした感触に思わず笑みがこぼれた。
「寂しい思いをさせてましたか、ごめんなさい。これからはこうしますね。」
その言葉にひどく安心した。これからもずっとこの温もりに包まれていられるのだと思うと怖いものなんて一つもないと感じた。
「ああ、愛してるよジョーイ…」
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