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日曜日だからね!
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あの後、空くんはトイレで扱いてくれて……その、…控えめに言ってもすごく、気持ちよかった。寝るときも抱きしめてくれたし、この上ない幸せを感じた。
「………朝からいちゃついてんなよ…!!」
朝から抱きしめあってた僕たちをみた日向の怒号が部屋に鳴り響いて、朝から額を抑えた。
今日は、日曜日。何しようかなぁ、と朝のぼーっとした頭で考える。それよか、日向と空くんっていつ帰るんだろう…?
「俺、今日ご飯食べないで帰るわー」
ふいに頭上から日向の声が落ちて来た。なにやら今日はおじいちゃんの誕生日だったらしい。…日向のおじいちゃん今年で85歳だっけ…?
いってらっしゃーいと呑気に手を振る。騒がしくしてるのに空くんは起きなくて。…朝弱いんだ。すーすー聞こえる寝息も、無防備な寝顔も愛おしく思えた。…かっこいい、と空くんを目の前にして拝む。もう空くん教に入りたいくらい……もはや空くん狂かもしれない、と寝ぼけた頭で必死に考えている最中。
「…おはよ、あれ、倉持は?」
暫くして空くんが目をこすりながら起床。
おはようございます、空くん。朝一?の言葉が日向なんて少しおこですよ、なんて。
そんなことで怒ってたら生活できない。事情を説明すると
「じゃあ今日デートする?」
なんて空くんがへらりと笑った。
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