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密会 <⁇視点>
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「……あー、マジムカつく。」
騒ぐ葉月を横目で睨み、コーヒーカップに視線を戻す
「もう少しだったのにー…残念だったねー?」
クスクスと他人事の様に笑う皐月も無視だ
「五月蝿い。…睦月、黙らせてよ」
くるりとした癖っ毛を直しながら、つまらなさそう如月が俺に強請ってくる
(……相変わらずなメンツだな。)
俺は咳払いを1つすると、3人を鋭い目つきで見つめた
「そう、焦らないでほしいね。…この間、去年の奴等と話をしてきたんだ。そしたら快く話を引き受けてくれたよ。……波留を和嶋会に連れてくれば、絶対にあの2人は釣れるんだから」
それを伝えると3人は面白そうに声をあげる
「ぉー、いいねぇー。拉致?拉致っちゃうの?」
「それは彼奴らに任せてる」
「でも、どうやって波留を連れ出すんだよ。」
葉月に言われ、俺は3人に耳打ちをする
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