アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
終わらせたくない
-
「あんっ、あんっ、あぁッ、・・・はぁ、んっ、あぁっ」
体が全部溶けてしまいそうだ。
アキラと繋がった部分から、溶けて混ざり合ってしまえばいいのに。
もう、出すものもなくなった俺のモノは、ヒクヒクと哀れに揺れながら、それでも快感を求めている。
アキラは、俺の望み通り、俺の中に出してくれて。初めて味わう、奥に流し込まれる感覚に、俺は何も出さずに絶頂を迎えた。
「抜いちゃ、だめぇっ」
息を乱したアキラが、俺から体を離そうとするのを感じて、慌ててすがり付く。
終わらせたくない。
まだ、固いままのアキラのモノを逃すまいと締め付けつつ、腰を揺らして誘う。
こんなことができるなんて、思ってもいなかった。
人間、後がなくなれば、何でもできるもんなんだ。
「・・・あん、あっ、あっ、んぁッ」
アキラの出したものを掻き出すかのように、腰を振り、自分の内側を抉ってこすり付ける。
やがて、アキラも再びその気になってくれたようで、激しく腰を打ち付けてくる。
「ひゃうっ、あんッ・・・あっ、きもち、イイッ・・・」
赤く淫らな孔からは、ひっきりなしにぐちゅぐちゅと、白濁した精液がこぼれ出る音がしていた。
───すき。───あいしてる。
どんなに理性を飛ばしても、その言葉だけは、口には出さなかった。
何度も二人で絶頂を迎え、それでもお互いに体を離そうとはせず、繋がったままで、抱き合って眠った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
62 / 259