アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
西園寺御影と #1
-
西園寺くんとしたのはつい最近。
文化祭で使う暗幕とかを取りに行こうとしていたところを、僕が手伝ってあげたんだ。
倉庫に入ると西園寺くんが鍵を閉めながら僕に訊ねる。
「高平...学校中の奴とヤってるって本当?」
僕は動じることなく「うん」と答えた。
軽蔑してるかな、と彼の顔を見ようと近寄ると、彼は赤い顔をしてこちらを見上げる。
「じゃあ、さ、俺ともしてくれるわけ?」
僕は良かった、と思った。
嫌われた訳じゃないんだって。
彼に笑いかける。
「もちろんだよ。君がしたいようにして。」
西園寺くんは大きく喉を上下させると、僕のネクタイをグイ、と引っ張った。
「俺が入れるから、下、脱いで。」
意外だな、と思ったけれど、彼の瞳が僕を欲しているのがすごく伝わってきて、嬉しかった。
僕は微笑むと、ベルトに手を掛けた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
61 / 168