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もどかしい
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馨をベッドに残し鷹司は保健室の中央に置かれている椅子に腰掛け机に肘をつき頭を抱える
(……何言ってんだ俺らしくない)
夏休みの中、会えないと思っていた生徒に会えた事が予想外過ぎて興奮してしまった
嫌がられてると解っているし怯えられているのも知っている
それでも姿を見つけると、香りがすると追いかけてしまう
頭では理解していても本能が番を探してしまう感覚が楽しくて気持ち良くて仕方ない
気がつけば馨にハマっているのは自分自身だった
神代にも言われた言葉を思い出し大きなため息をはいては馨の眠るカーテンを見つめる
(ああ言った手前、下手な事は出来ないよな…)
「あーぁ、しっかりしろ先生」
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