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10 洗ってやろう
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遙side
「水、怖く無いか?」
「だ、大丈夫っ」
「よしっ。むこう向いて座って頭洗うから」
そのフワフワの茶色っぽい髪に、手をかける。
本当に動物の毛って感じで、ペットトリマーにでもなった気分だ。
俺そういえば子どものころペットショップで働きたいとか思ってたっけ。
動物好きなのになんかネコだけ無理だったよな。
「痒いとこ無いか?」
「う、うん…」
やっぱり反応が動物感あるんだよなー。
目細めて耳ピクピクさせちゃって可愛すぎるんだけど。
「ふぁ…、んっ」
俺が耳の付け根に触れた時、ココが驚くほど甘い声を上げた。
「わ、悪い!」
ビクビクと震えるココがすごくエロい。
気まずい。
そして何より、俺の下半身が反応しかけていることに驚いた。
変に意識しすぎるせいで余計に熱が溜まっていく。
落ち着け、落ち着けと髪を洗ってやりながら心の中で唱えた。
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