アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
side X
-
『ぼく、おおきくなったら、るぅとけっこんする。』
『ぼくも、けーちゃんとけっこんしたい。』
幼い頃約束した将来の事。
君は覚えてるか?俺はずっと覚えてるよ。
「んぁあっ・・イくぅ〜〜‼︎」
こうして、俺のセフレとヤっている間も。
セフレの子じゃ無くていつも君の事だけを考えてしてるんだよ。
そう思って今までを生活して来た。
「会長ご機嫌だねぇ〜。どうしたの〜?」
「ん?新しく入って来た子が可愛くて。」
「へぇ〜。あの責任感が強くて皆平等守るのがもっとうの会長が〜」
「け・・めっ。」
「ハイハイ。尊敬してるねぇ〜。マーちゃん。」
「君たち。仕事はちゃんと取り組め。」
「やりながら喋ってるんだよ〜。現にちゃんと手動いてるでしょう〜?」
「そうだな。仕事さえしてくれるなら文句は言わない。」
本当は会長なんかよりるぅの事しか考えて無い。るぅは今度高校生になる。どこかは知らない。小学生の時、俺が遠くへ引っ越して、そのままだったから。
「ふぅ〜、今日の分終わった〜。食堂行こうよ〜。」
「そうだな。紅莉栖もイイな?」
「うん。」
マーちゃんは会長の意思に従うから必然的に連いて来た。
いつも通り叫ばれて、料理を取りに行く為、食券を買う列に並んでいると、
「ゴメン。並んどいて。」
会長が突然何所かへ行った。会長が向かった先を見てみると、
「えっ?うそっ。」
「ん?どうした。圭。」
「ココに来るなんて。るぅ。」
小学生の時別れてから、全くと言って良い程連絡は取っていなかった。
しかもココは表向きは女子校として通っている。
そこに、俺と誓い合ったるぅの姿があった。
会長と話してる。
まさか、会長、るぅを好きになるなんて。
でも、
「るぅは俺のなんだよ〜。誰でもない。俺のなんだから〜。」
誰にも渡さない。るぅと俺の間に入るなんて。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 24