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僕の現実問題
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「そーゆーわけだから、お前もクラスとかでなんかゴタゴタしてんじゃねェノォ?」
…同じ学校だし、嘘ついてもあとでバレそうだな。
「してるねー、ゴタゴタ。只今絶賛ハブられ中だよ。」
ついでに物理的なイジメも。
「アララ、大変そォだネ。まー頑張れや、センパイ。」
「え?先輩?同い年じゃないの?」
なんかすごく自然に言われたけど、え、そうなの?
「ハァ?だって浜田と学年おんなじなんだロ?リュウは浜田より一つ年下で、俺はリュウと同い年だゼ?」
ん?んん???
ってことは、
「リュウって人とアラシは僕よりいっこ年下なんだ。」
てかいつ気づいたの。リュウって人が言ってたのを思い出した時?
「そ〜なるナ。ちなみにリュウと俺は喧嘩仲間。」
なるほど。
そんな会話をしているうちに学校に到着し、階が違うからとアラシとは玄関で別れた。
えーっと、今何時だ?
うわ、十時。二校時目始まってるや。
とりあえず職員室に行って遅れたことを告げた。
優しい先生達は笑ってしょうがない、と許してくれた。
少し顔色が悪くないかと言われ、二校時目が終わるまで保健室で休むことを勧められた。
どんだけ優しいの。
とりあえず言葉に甘えて保健室に行った。如月先生に軽く挨拶をして、チャイムがなるまでベッドに腰掛けながらたわいもない話をした。
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