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「好き。好きなんです」
と僕は言いました。
「わかったから、離してくれる?」
「僕の言う意味、わかりましたか?」
僕は、半分、凶暴な気持ちで言いました。
「ごまかさないでください」
「わかった。だったら、なおさら、離して。君の今やってることは、暴力だから」
俊也先生の声が、怖くなりました。僕は、はっとして腕を離しました。
僕は、混乱しました。走って逃げようとしたら、腕をつかまれました。でも、僕は、振り切って教室に鞄を取りにいき、走って帰ろうとしました。
「待って、送っていくから」
と俊也先生が言いました。
僕と俊也先生は、車の中で話しました。
「付き合ってる子って克樹だろう?」
「付き合ってるわけじゃないけど」
「でも毎週エッチなことしてるって」
「はい」
「だったら、なおさら、僕のことを、さっきみたいにしたら、よくないんじゃない?」
「どうしてですか?」
「それは、だって、克樹を裏切ってることになるんじゃないのか?」
「でも、克樹君は、僕が、俊也先生のことを好きなの知ってます」
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