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優也目線
「優也!…優也!分かるか?優也!」
「兄貴!兄貴!」
「優也、起きろよ」
「優也さん!大丈夫か?」
4人の声がする
いつも聞いてた声
愛しい人の声は聞こえないけど
「ん…ナ…ツヤ…大…我…凛…祥…吾…」
聞こえて来たそれぞれの声の主の名前を呼ぶ
「兄貴!心配させんなよ!」
「ごめんな…大我…」
俺と同じ赤黒髪の弟
大我が目の前にいた
「お前…アメリカにいたんじゃ…」
「ナツに兄貴が倒れたって聞いたからジェットで来たんだよ!」
「そっか…ありがと」
そういえばあの時…
「ナツヤ…俺が倒れた時…誰かいなかったか…?」
「ああ、いたぞ。浪川家の方達がテツヤの見舞いに来た時お前が倒れて、その連絡を受けて俺もお前のところに来た
病院にはいたけどな
会うか?」
「ああ。礼を言いたい」
「分かった
(ガラッ
浪川さん入っていいですよ、お礼が言いたいそうです」
「そんなお礼なんて、ですがお邪魔します」
入ってきたのは背の高い人から少し低い人まで
その低い人が俺の前まで来た
「大丈夫ですか?三条さん」
「はい、ありがとうございました。すみません、テツヤ様のお見舞いに来らしたのに」
「いえ、大丈夫ですよ」
以前見た事のある雰囲気の人達だったが
よく分からず、彼らは帰っていった
「ナツヤ…他の6人集めてくれ
話がある」
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