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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
約束
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鬱夜side
「ふぁ、っあ……や、あぁ…れ……んッんぁ!」
「なあに?」
「ちょッ…ん、あ……あん!」
「だから、なあに?」
「い、いっ……た、や…ふぅ、はあ……」
話したいのに次から次へと連の手が、舌がいいところを触ってくる。
「いった…や、め……ッんあ!」
「だから、やめねえって。」
こんの、ボケなす!
何に焦ってるか知らねえけど、俺にぶつけんな!
「れ……ん、あっ……な、にに…あせっ、て…はぁ、あせってる……ん、だよ……?」
「兄さん?」
何に焦ってるか聞いたら、急に連が中心部を触っていた手を止めた。もちろん、舌も。
聞いたらいけないことだったのだろうか?
「…俺、そういう風に見えてた?」
……こくん……。
「ごめん。かなり切羽詰まってるかも。」
しゅんとなった連の頬に思わず手を添える。
大丈夫…大丈夫…。
「俺、兄さんが目の前からいなくなるんじゃないかと考えてた…。嫌だ、やっと付き合うことが出来たのに……。」
今にも消え入りそうな声だったから泣いているのかと思った。
「大丈夫……いなく、ならない…から……。」
今の俺にはこう言うしかなかった。だって気持ちはもう、決まっているから、一つしかないから。
俺は連といるって決めたから…。
「約束だからね?兄さん。」
「あぁ、約束だ。」
〜約束〜
①当事者の間で決めると。また、その決めたこと。
②ある社会・組織などで、あらかじめ決められていること。決まり。ルール。
③生まれる前から定まっている”運命”。”宿命”。”因縁”。
俺達は”運命”を共にしていくのかもしれない。
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