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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
回収
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連side
夜、兄さんの部屋には行かず自分のベッドで横になっていたら、メールが届いた。
件名:こんばんはあ〜
本文:
連元気?あのねえ、鬱兄のアンクレットに付いてる石の事だけどねえ、知りたい?知りたいよね^ ^
あれはね、レッドアゲートだよ!
じゃ、鬱兄によろしく
end
「…ほざけ!」
メールは風からだった。
俺も石に詳しいわけではないけど、あの双子のことだろうから何かと意味があると思ってて正解だった。
早く兄さんから回収して始末しなくちゃいけない!
そんな時にまた一件のメールが来た。今度は空からだった。
件名:こんばんはあ〜
本文:
連元気?あのねえ、鬱兄のアンクレットに付いてる石の事だけどねえ、知りたい?知りたいよね^ ^
あれはね、レッドタイガーアイだよ!
じゃ、鬱兄によろしく
end
石の名前を見ているうちにはもう、兄さんの部屋に押しかけていた。
「兄さん!アンクレット!」
「っえ、アンクレット……?」
「どこ?出して、今すぐに!」
アンクレットと石の意味を知らない兄さんは少し驚きつつも、俺にアンクレットを渡してくれた。
「ありがと。」
「どした?」
「石が何かわかったから回収しに来た。」
「石?」
「じゃ、それだけだから。」
急いで俺は兄さんの部屋を後にした。これ以上いたら、違う意味でヤバイ。なんか、風呂上がったばかりの様子だった兄さんはほんのり頬が赤く、色っぽかった。
今日は寝よう、アンクレットは明日なんとかしよう。
結局そのまますぐに寝れるはずもなく次の日が来たことは言うまでもない……。
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