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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
対面式3
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鬱夜side
「……生徒会代表、文化委員長、高城鬱夜。」
終わった終わった。
自分の出番が終わったので、さっさと階段を降りる。歩いて元いた場所まで戻ってくると会長に声をかけられた。
「お疲れ様、さすがだねえ。すごい声援。」
「…もう、やらない。」
「分かってるって。でも、やっぱりお前が出てくれてありがたかったよ。女子も男子もすごい盛り上がってる。」
「……。」
何に盛り上がってるのかわからないが、周りの女子も男子も「わああああ‼︎」と叫んだりして盛り上がっている。
『皆さんお静かに!』
司会者のマイクを通した声も届かないほどに……。
やっぱり俺が出たのは間違いじゃないのか?
「あ、そだ高城。」
「…?」
「生徒会室へ今からいけ。式は俺らに任せといていいから。」
「……?」
「高城弟にも生徒会室へ行くよう言ってあるから。」
「…なんで。」
俺と連が生徒会室?
「…楽しんでこいよ。バイバイ!」
「…?」
まあ、訳がわからないまま、俺は生徒会室へ行くことにした。
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