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嫌な予感 虹村
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今日もいつも通り練習して7時過ぎには終わるはずだった。
虹「……」
練習に力が入らない。
ボールの音だけが体育館に響く。
誰も喋らない。ただ黙々とドリブルやシュートをするだけだ。
俺もシュートしようとしたその時ー...
ガラッ...
体育館のドアが開いた。
そこには眉毛がすげぇヤツが立っていた。
花「どうも?月埜を傷付けてのうのうとバスケしている一軍の皆サン?」
あいつはー...
赤「なんですか?今は練習しているのでまたにしてくれませんか?」
花「…お前が赤司征十郎か。」
赤「そうですが?何か?」
花「フハッ!気に食わねーヤローだな!」
黄「あんた、何しに来たんっスか?」
灰「…何しに来たと思う?」
黒「灰崎君!」
灰「よぉ。」
なんだ…?
この2人の異様な殺気は...?
花「…あ、そーだ。来週の土曜俺らと練習試合な。」
虹「はっ!?ちょっ、俺ら何も聞いてねぇんだけど!」
なんで、練習試合...?
灰「別に聞いてようが聞いてねーだろーがいいだろ。」
青「良くねぇよ!!んなの突然言われたって...」
緑「監督の許可が出てないのだよ!」
花「んなもん、とっくにとってるっつーの。」
紫「…ハッ?」
花「もう良いか?てめぇらにこの事を伝えに来ただけだ。じゃーな。行くぞ灰崎。」
灰「うぃーっす。」
2人が体育館を出ていく姿を唖然として見ている俺ら。
花宮真...
灰崎...
何がしたいんだ?
何が目的なんだ...
この時、嫌な予感しかしなかった。
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