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今日やることは全て終わって、寝室に入った。
薄暗い寝室のなかで、一人でベッドに入り布団に顔を埋めた。
「んっ……」
すぅ、と息を吸ってみれば、雅斗さんの匂いがして、少し安心感が。
雅斗さんの匂い。
香水をつける人ではないから、体臭だと思う。すごく、好きな匂いだ。
スウェットの中に手を入れ、自分の物をゆっくりと擦っていく。
「んっ、……は、ぁ」
雅斗さんの匂いで、既に軽く起っていた。上下に擦れば、少しずつ濡れていくのがわかった。
「ぁ、……まさ、とさ……んっ」
完全に立ち上がったその鈴口を、軽く指で撫でるだけで、体はびくっ、と震えた。
雅斗さんの匂いが、まるでそこにいるように錯覚させて、興奮する。
手のスピードが速くなって、息も荒くなっていく。
「あっ、……んんっ……」
イキそう……
──prrr prrr
「!!」
スマートフォンが震えて、慌てて手を止めた。
まだイけてないのに。
ベッドの脇のテーブルに手を伸ばして、着信に応答した。
「もし、もし……?」
『悠』
「! まさとさん……」
ナイスタイミングというか、なんというか。
『寝てたか?』
「あ、……ううん。寝ようとしてたところ……」
『そうか』
「どうしたの?」
声を聞いて自然と、止めていた手をゆっくりと動かし始めた。
「……っ、ん……」
『悠?』
「な、なに……?」
『いや……』
バレるかもしれない。
そんな不安も少なくともあるが、それすらに興奮を覚えてしまう。
「は、ぁ……っ」
『……悠、一人でやってる?』
「っ!!」
……バレた。
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