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初めての…?
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いっつも、いっつもかわいいって
言いやがって〜!!
もう怒ったぞ!!!!
あんまり、怒んないタイプだけど
今日はキレた
仕返しがしつようだな…
「慎二こっちきて」
「?いいよ〜」
慎二は頭にハテナマークを浮かべていたが気にせず、人気のないところへ向かった
ここならいいかな…
体育倉庫に決めた!
男らしいことするぞっ!
「慎二…」
「なに〜?」
バンッと大きな音をわざと立てて
壁に追い詰めた
いわゆる壁ドンってやつだ
「ど、どーしたの?」
戸惑ってる戸惑ってる…
くくくっと笑いがこみ上げてきそうなのを我慢した
背伸びしてぐいっと顔を限界まで
近づけた
すると慎二がかぁっと顔が赤くなった
よしっ!!俺今慎二勝ってない!?
よっしゃぁーー!
「なにそれ、燃える…」
「ふぁ?」
ドンっと先ほどと同じくらい大きな音を立てて壁に追い詰められた
壁ドン返しされた…
「佳祐が俺にしてきたことしてあげるね」
「えっ!?ちょっ!」
キス寸前くらいまで近づけてきた
吐息が、かかってドキドキする
「や、やだぁ…」
恥ずかしくって涙がじわっと滲んだ
それを隠すために、壁ドンしている
慎二にギュッと抱きついた
安心…これでバレない…
「やっぱり、かわいいよけーすけは…」
「だから、かわいいって!」
ちゅっ
唇にやわらかくて暖かいものが…
まさか!?
「はつちゅーいただきました♡」
「?!????!!」
びっくりしすぎて言葉が出ない…
俺、松田佳祐はファーストキッスを
友達に奪われました…
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