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先輩とは 3
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ともさんと来たのは、焼肉屋だった。
やっぱ、男だったら肉だろー?
なんて軽い事を言いながら、連れて来てくれたけど、相変わらず高そうなお店。
注文は全てともさんにお任せ。
好き勝手に頼んだものを俺は美味しく頂く。
ともさんは焼き奉行で、次から次へと焼いてくれて、俺の取り皿に食べごろの肉を放り込んでくれる。
うう、とろける…。
ビール飲みたい。
しかし、運転をしてくれるともさんを差し置いてアルコールを飲むわけにはいかないので、二人して烏龍茶だ。
なんて健康的なんだろう。
「あ、ともさん写メしましょ、写メ」
俺はふと一昨日雪弥さんと撮った写メを思い出して、提案する。
「はあー?お前そんなの滅多に撮ることないじゃん」
「いいじゃないですかー」
「…ユキの影響か。仕方ねぇなあ、変顔でもすっか」
ともさんは、心底面倒そうな声をあげて、応じてくれた。
「変顔!いいですね!やりましょう」
そうやって画面にうつった俺達の写真は酷い出来上がりになった。
これはブログに載せる前に事務所に確認取らなきゃいけないやつだな…。
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