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噂の先輩【実紀】 *03
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石英が揶揄う気満々の目で、面白そうに口元を緩めた。
「…おかしい、それ。絶対、おかしいからね。」
「これで、遊馬も無事に童貞卒業だな。」
「おめでとう、遊馬。」
楓月も口元をニヤつかせて、石英のその話に乗っかり、それはもうこの上ないぐらい清々しい笑顔の二人が遊馬の両肩を叩き、グッと右の親指を立ててウインクする。
「人生、何事も経験が大事ってね。」
「…絶対にイヤだ。最初は、夜景の見えるホテルで好きな女の子に捧げるって決めてるもん。」
「「『もん』って、乙女かよっ!」」
同時に二人からツッコまれる遊馬を尻目に、ボクの中で何かが騒めき出した。
「…おぉ、発情期のサルみたいだな。」
笑いを含んだ石英の言葉通り、下着ごとスラックスを引きずり下ろされた人が、アダルト動画のように立ちバックの体勢で挿入されていく。
何の支えもなく後ろから突き上げられ、不安定にその人の足元がフラついた。
咄嗟に倒れそうになった自分の体を支えようと、目の前に立つ生徒に手を伸ばして相手の服を掴む。
すると、そのまま頭を押さえ付けられて股間に顔を埋めさせられるのが見えた。
「…あれ、完全にAVのシチュエーションだわ。エロ勉強のし過ぎだぞ、あの先輩。」
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