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月曜の朝食 2
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「忍ぶ恋だったんだよな。燃えるな」
「好きだねぇ。基本、兄さん、変態だからね。隼人さんも感染したのかな。将来義理のお兄さんになるかもだから、俺も、お手合わせ……」
「はあ? 何言っちゃってんの? なことするわけないよ、隼人は、挿入される側なの!」
「俺も挿入してあげるよ」
「誰も頼んでないぜ。高校生禁止」
「そうか……昴兄さんのふりしようかな?」
「洋講堂で使った手だな」
「年齢ごまかすには便利なんだよ。昴兄さん。昴兄さんって、意外と性欲ないというか、興味ないんだよね。変なオブジェ作ってばかりで」
「隼人がお前を相手にするわけないだろ?」
「俺のお尻に挿れませんか? 夏目先生、って誘ってみようっと」
「隼人は挿れられるのが好きなんだよ」
「えー、わからないよ? さっきの話からすると」
「潤は、総受けなんだから、無理だね」
「総受けじゃないよ、瑤には、挿れたもん」
「俺だって……」
「ああ、叔父様にね。そういえば、叔父様、どうしたかな?」
「電話ないから、平気だろう」
「ふうん。俺、今日、お見舞いに行って、謝ろう。で、隼人さん見てこよう。瑤も行かない?」
「今日、学校だよ?」
「あ、月曜か。じゃ、俺も学校行く」
「平気?」
「病院ってどこ?」
「大学病院だよ」
「なんで、市民病院とかじゃなくて大学病院なの? 紹介状なしで、いきなり、よく入れたね」
「空きがなかったんだよ」
「またコネかな?」
「それもある」
「倫子さんもいるでしょ?」
「うん」
「完全に、運命は、我々に、乱交を望んでいる……」
「おいおい。病院で乱交はしないよ。でも、両親に、隼人を紹介できるなあ」
「結婚すれば?」
「ああ、隼人といっしょに住もうかな。そうすれば毎日できるし」
「やったぁ。俺が次期当主で、総攻め」
「お前は、雌になるんだよ」
「隼人さんでしょ、それは。俺が、大洗家の正統。雌から雄になるのが正統」
「何それ」
「父様だって、小さいころは、お祖父様にされていて、兄弟やいろんな人にもされていたけど、成人してから結婚して雄に転換」
「成人しても雌だったじゃないか。それに、親父は、ずっと雄だろ」
「そうでもないと思うよ。俺の勘だけど」
「大洗家の当主は、雌雄両性を経験し神のごとく完璧であるべし?」
「無理だよそんなの」
「ああ、そんなのどうでもいいけど、隼人とやりたい」
「俺、今日学校行くけど、その後でお見舞い行きたいから、学校に迎えにきて」
「学校に送迎って、本当はだめなんだぜ?」
「目立たないようにすれば平気だよ」
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