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急転。
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寝室にいます。
ベッドに寝転がった記憶はない。
突き飛ばされた。
え。
これはヤバイ。
マジで色んな意味で!!
いくらなんでもダメでしょ。
男だから、とか言い訳になんない。
犯罪だめ、ぜったい。
部屋に入れるんじゃなかった。
「ねぇ、何考えてんの…?余裕だね。」
「ぃ、いや…マジちょっと冷静になれ…っ。な?」
「は?テンパってんのはそっちだろ。」
「そーいう意味じゃない…て、うわ!ちょ…っ、ゃめ…!」
オレが男で、男に盛ってる事実について冷静になってほしい。
お前はノンケだと思ってたのにちがうの?
耳の縁をなぞる舌に、背中がぞわぞわする。
誰か助けて!とも言えないのがもどかしい。
オレに跨がる相手は、自分より遥かにデカいし男らしい。
けど…
【中学生】だ。
誰かに見つかったらヤバ過ぎる。
そりゃ、ヤりたい盛りだろう。
わかるよ、わかってやりたい。
こんな状況じゃなければ。
頭が混乱しすぎて体の機能も停止状態。
首筋に押し付けられた唇の感触だけが、
やけにはっきりしている。
「る、ぃ…ストップ…。頼むから…っ。」
「無理。」
きっぱり言い切った瞬間、上体を起こした琉依。
見下ろしてくる視線の獰猛さに息を飲んだ。
整った顔は東洋の美を思わせる。
少し焼けた肌に染められていない黒髪が映える。
目が逸らせなくなる。
「あっっっ………ぐ、バカ…いたぃ、っ!!」
人のアソコを服の上から握りこんできた。
情けないと言われてもいい。
泣きそうなんですけど。もう。
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