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1日目
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ガチャッ。玄関が開く音がした
「行ってくる〜。」
玄関から家中に響いた。
「はぁ、だる。今日もまた学校か。」と、だるそうに言うのは高校2年の 桐原ゆきと(きりはら ゆきと)。空咲高等学校の副会長だ。
「あっ、ゆ〜き〜と〜!」と遠くからはしゃいでる奴は響いた雲雀 修也(ひばり しゅうや)。ゆきとのクラスメイトだ。
修也が近くに来るとゆきとはまるで家から出た時と180°違う態度になった。
「おはよう♪修也くん。」
「だからさー、君呼びはやめろよーw」
「早く学校行かないと遅れるよ?」
「だな(笑)」
と、ゆきとは猫をかぶる高校生なのだ。
二人は早歩きで学校に向かった。
ガラガラ〜。クラスの扉を開けると颯爽とクラスの女子が集まってきた。
「ゆきと君!おはよう♪」
「今日空いてる?」
「お菓子作ってきたから食べてー!」
など、ゆきとはクラスでモテ男だった。
「みんなおはよう♪今日も一日頑張ろうね( *ˆ﹀ˆ* )」
とゆきとは王子様スマイルで女子をメロメロにしていた。
〜キーンコーンカーンコーン〜
( やっとお昼か。みんなにバレないうちにいつものとこに行こっと。 )
しかしクラスの王子様はそう簡単ではなかった。女子の集まりが押し寄せてくる。その時はいつも・・・
「みんな、ごめん!お手洗いに行きたいんだけどいいかな?」
と言って校舎裏に逃げる。
「はぁ、疲れた(o´Д`)з
マジみんなうざい。早く帰りてぇ〜。」
と言うときちんとしていたネクタイやボタンを緩めイメージとは正反対のキャラになった。
「腹へったなぁ〜。今日買い弁だしなぁ。いいのあるか?」
と文句を言いながら食べていると
「あっ、ゆきと君!ちょうどいい所にいた!」
と頭の上の窓から生徒会の主任の先生がいた。
(げっ、このタイミングで!?)
ゆきとはバレないように急いで服装を戻し返事をした。
「ど、どうしたんですか?」
少し焦り気味で答えた。
「明日転校生が来るから生徒会で集まるからご飯食べたら生徒会室に来て!」
「あ、はい!分かりました。すぐに向かいます。」
そう答えるとお弁当のおかずを少し食べ、生徒会室に向かった。
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