アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
夜
-
衣装室へ戻り着替えてメイクを落とす。
「お疲れ様でした。」
「ああ。ありがとう。」
((ガチャ
「お疲れ様!今日はありがとうね。」
姉さんが入ってきた。
「うん。寝てなくていいの?」
「平気よ!私を誰だと思ってんのよ!」
「だよねーw」
「大体わかったわ。それでね・・・・・・えっと、頼みがあるのよ。」
「?」
何だろ。姉さんが言いにくそうにしている。
あまりこういう姿を見ないから緊張してしまう。
「明日アインさんの所に調査しに行ってくれないかしら。」
「ちょ、うさ?」
「そう。えっと・・・・・・ラン!説明お願い!!」
「えっとですね。舞踏会で気になった方がいらっしゃる場合その方々の家へ下見調査と言いますか・・・相手の家へ行き、雰囲気を見たりするのです。」
「は、はぁ。」
「それでアインさんの所に行って欲しいのよ!お願い!!」
姉さんが顔の前で手を合わせてお願いしてくる。
「で、でも!明日じゃなくてもいいんじゃないの?外出られるようになってからでも・・・。」
「そうなのよ。私も自分自身で行きたいんだけど、父さんと母さんが今週中に婚約者を発表する舞踏会を開くって言うのよ・・・・・・。
なんかね、どうせ決まってるんでしょ!とか言われて・・・・・・。決まってないわよっ!げほっげほっ・・・・・・。」
叫んだせいで咳が出てしまったようだ。
「わ、わかった!行く!行くから!もう寝て!!」
背中をランさんとさする。
「ご、ごめんね。だからビデオカメラを持って行って欲しいのよ。色々撮影してきて。」
カメラを渡される。
「わかった。」
もっともっと厄介な事になってきた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 95