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番外編:バレンタイン⑩
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部屋に運んでもらってベッドに放り投げられたと思ったらすぐにドライヤーの暖かい風が濡れた髪を乾かす。
「あー・・・寝そう・・・・・・」
「寝ても良いですよ。」
「んー・・・やだ、だめ。」
だって・・・・・・今日は・・・・・・///
「ふっ・・・・・・」
「何?!なんで笑ったの?!」
「いや、顔が一気に赤くなったから。」
「ーーーーーっ!」
その後は恥ずかしくて話せなくてずっと黙ってた。
「はい、終わり。布団の中にいろ。シャワー浴びて・・・・・・ってどうした?」
「お、俺!今布団入ったら寝ちゃいそう・・・だし・・・・・・もう、しよ?」
「っ!」
恥ずかし過ぎてルイの顔を見ながら言えなかったし、ルイの黒燕尾の裾を握り締め過ぎてシワになってしまった。
ルイからの反応もないし・・・・・・
「・・・・・・ル、イ?」
「っ・・・・・・・・・・・・・・・あーーーっもう!!シャワー浴びてねえから臭くても文句言うなよ!」
「え、わっ!」
衝撃で思わず瞑った目を開ける。
「・・・・・・・・・ぁ」
久しぶりに見たルイのこの顔。・・・・・・カッコイイ。
「カイト・・・・・・煽ったのはお前だから。」
長くて綺麗な俺の大好きな指が優しく俺の頬を撫で、優しく優しくキスしてくれた。
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