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Drei_2
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「…ミア様、拘束しますか?」
「ん〜それじゃ無理矢理っぽくて僕可哀想な気持ちになっちゃうから手足は自由でいいよ?」
ミアと呼ばれた男は、蓮達を拘束してる男達に離れるよう伝え、蓮に近づく
蓮は猿轡をつけられたまま自由になったその手足で後ろに後ずさった
「…へぇ〜その両胸についてるのって下僕の証?」
ミアはそう言うと蓮のその乳首につけられたリング型のピアスを引っ張りあげた
「んんっーーー!」
蓮は引っ張られる弾みで背を弓なりにしならせ少しでも痛みを和らげようと胸を突き出す
「むかつく」
ミアはルイスにつけてもらったであろうそのピアスをグリグリと引っ張りあげた
「んっんぅっんんんーーーー」
蓮は中から抉りあげられる痛みに体を震わせて頭を横に振り回し、やめてと懇願するが喋れないおかげで口から出るのはくぐもった声ばかりだ
「ルイス様がわざわざピアス?お前のどこに惹かれたんだろ」
ミアはまじまじと蓮の体を見つめる
蓮とミアの視線が絡まりあった。
「……お前のその目抉りとってやりたい」
ミアはそう呟くと乳首を一層引っ張りあげた。
蓮はその手に引かれるままに立ち上がりミアの前に立つ
「チッ、僕より上に立たないでくれる?」
そういうとミアは蓮の膝を蹴りあげた。
その衝撃で蓮はかくん、と膝を折り曲げミアを見上げる
さっきから弄られてた乳首に少しずつ熱がこもってきたのか、痛いだけだったその刺激に蓮の股間は膨らみはじめた
「なーにおっ勃ててんの?」
ミアはそう言うと蓮の股間をグリグリと踏みつける
「ぅっんんんん」
蓮は猿轡のせいで口から唾液を垂らし、その大きな瞳からは涙が溢れだした
ゾクッ
ミアは蓮の姿を見てぞくぞくと背筋に走る何かに身を震わせた
――こいつの目ってなーんかムカつくなぁ
ミアはそう思うと蓮の頬を流れ伝う涙を舌ですくい上げた
そしてその瞳の淵をなぞるように舐めると眼球を優しく舐める
「んうっ?!」
蓮はそんなところを初めて舐めあげられ驚き後ろに身をひこうとしたがミアにピアスを引っ張られておりすぐさまその痛みで前に戻ってしまう
「……そんなに激しく動いたら乳首取れちゃうよ?」
「んっーーー!」
ミアがここぞと力を入れギリギリと引っ張りあげるとそれに合わせて蓮の瞳からは涙が溢れ出す
「ははっ!面白いね!乳首痛いんだねぇ〜?」
「んっ…ふっんぅ」
「もっと痛くしちゃう?」
ミアに残酷なことを言われ蓮が青ざめた時、
扉から誰かがやってきた
「ミア!その手を離せ」
その声にミアはチッ、と舌打ちをした
「…な〜んで見つかるかなぁ」
ミアは手を離すと後ろをくるっと振り返った
「…フィン様〜どうしたんですかぁ〜?」
「ミア、そこの家畜を離せ」
「なんでですかぁ?今迄だって家畜遊ばせてくれてたじゃないですか〜」
「ミア…それは俺に歯向かうってことか?」
フィンの鋭い睨みとドスの効いた声に流石のミアもまずいと思い部下に蓮を開放するよう伝える
「…外してやって」
その声に弾かれたかのよう動き出す部下達は心なしか普段お目にかかれないフィンへの好奇心と緊張で動きが鈍い
蓮の猿轡を外してやり部下達はミアのそばへと駆け寄った
「そんな仕事1つもたつくなんてお前ら後でお仕置き」
ミアは冷めた瞳で部下達に言い放つと部下達はぶるっ、と身を震わせた
その瞳は恐れではなく興奮の色が伺えた
「フィン様、これでもういいでしょ?」
「…。蓮、立てるか?」
「…っ…は、い」
蓮はそう答えるとゆらゆらとおぼつかない足取りでフィンの元へと戻ったのだった
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