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ドライブ3
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外に出て駐車場に行く
「春斗っ!」
「へっ!?佐知?」
佐知がアパートの下にいる
なんで?
佐知には一応、家は教えてたけど
まさか来るなんて
佐知は相変わらず不機嫌そう
なんかあったかな?
「おっ、春斗の友達かぁ?どうも、栗橋です」
仁が挨拶すると、佐知は不貞腐れたように
鼻を鳴らす
「佐知!」
態度悪い
そう嗜めるように言えば、佐知は苦々しげに口を開く。
「春斗と幼なじみの佐知です。」
「よろしくー」
良かった、仁は怒ってない。
にしても、こいつ何しに来たんだろ?
「今日、どこか出かけるんですよね?」
佐知は意地悪そうに笑う
「あ、うん。そうだね」
「…なら、俺も一緒でいいですか?」
え?
「だっ、ダメだっ!今日は俺と仁で出かけるって話になってんだよっ!」
「俺も、行きたいなぁって思いまして。
…ダメですか?」
ダメだっつーの!
ダメって言え!
せっかく仁と二人きりなのにっ!!
「いいよー。春斗も友達がいた方が楽しいだろ?」
……こいつ
ギロリと佐知を睨みつければ、佐知は楽しそうに笑った。
「なんか、文句あんの?」
むっかつく!!
「べっつにぃ!!!」
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