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ハプニングは唐突に
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「俺の中には挿入れさせてあげる」
「どうも」
「だけど、巻きついてるゴムは付けたままだよ」
「は?」
驚く間にズプンと深く祥が腰を落とす
久し振りの祥の中は
いつもより入口はきつい
だけど中は熱くてきゅうきゅうに吸い付いてくる
祥が腰を動かす度に
グチュグチュといやらしい音が部屋に響いて
恍惚な表情をした祥から漏れる善がり声が下腹部に響いた
「ああっ! は……っあ、んぅ! あっあっ」
「しょ、っう外せ……!」
「だ、めぇっ……ああっ……はぁっ……んぁ」
「約束が、違うだろっ」
「違っ、わな……っい! だっ、て……ああっ……外すとはっ、んっ、言ってないもん」
酔ってるくせにちゃっかりしてる
確かにそう約束はしてないが
それにしても抜け目のないやつだ
背中で縛られた腕も麻痺して感覚が薄れている
肩も痛いし祥に攻められるよりも
やっぱり攻めたいし泣かせたい
ふぅと息を吐くと腹に力を入れて
思い切り腰を突き上げた
「やぁあっ……! だ、っめえ! 動かな、で……っ」
「俺は動いてないけど?」
「う、そっ! やらっ! 深、い……! やらぁっ」
パンパンと肌が強くぶつかり合う音が響く
祥は騎乗位が苦手だ
敏感過ぎるから
深く迄届くのに1人で体を支えなきゃならないのが苦しいらしい
それを知っているから
ゴリゴリと最奥を目指して何度も腰を突き上げる
その度にプルンプルンと縦横無尽に
跳ね回る祥のチンコから精液がピュッピュッと零れていた
「やっ! ああっん! 死んじゃ、うっ! やらっ!」
「ところてんする程気持ちいいのか淫乱」
「はぅっ……! 出、ちゃ……っ! んぅっ! あっあっ」
「イキたいならもっと腰振れよ、祥」
「無理……っ」
イキそうな手前で腰をぴたりと止める
後ろに手をついて揺さぶられていた祥が
くたりと力無く俺の上に倒れ込んできた
「な……んれ……」
「何が」
「俺の夢なのに……っ」
「……は?」
「俺の夢の中らのに……っ、どして夢でも直輝に苛められるの……っ?」
グズグズと泣きそうに祥が愚痴を漏らす
夢……?
そういう事か
祥は今起きてること全て
酔ってるせいで夢だって勘違いしている
現実を夢だと思い込んだまま
暴走してくれたわけか
だから普通に話せてたし
頭も働いていたんだ
前に酔った時なんて
舌っ足らずで5歳児みたいだったのに
それが今とは違う理由が分かった
ニヤニヤと綻んだ口元を締める
俺の胸に顔を埋めて寝かけている祥のアナルを再び突き上げた
「ひゃあっ……!」
「祥が夢でも俺に苛められるのは、祥が苛められたいって思ってるから」
「ち……っがう! やぁっん!」
「そう? だったら何で夢の中なのにそんな気持ちよさそうな顔してるんだ?」
「わかっんな! や、ああっん、だめっ! だめぇっ!」
「だめじゃない、気持ちいいだろ?」
「あっ! は、ぁあっ! 気持ちぃ……っ! 射精したい……っ」
「だったら腕のベルト外して」
「……いやらっ」
「外してくれないなら気持ちよくしてやらない。 一生好きって言ってやんない。 キスもしてあげない」
「えっ……」
「夢に見ちゃうぐらい俺が好きなのに、夢の中で俺に嫌われるの悲しいね?」
「やぁ……っ……嫌わないでっ」
「じゃあ外すか?」
「う、んっ……外すからぁ……だからいやぁ……」
「いい子だったら嫌わないよ」
さっきまでのノリノリに攻めてきた
女王様みたいな祥は何処へ消えたのか
今は捨て犬みたいに不安そうな顔をして
俺を上目遣いに見上げてくる
早く、と促すと迷いながらも
腰をあげて俺を起こすと後ろに回りベルトを外してくれた
「あー、肩バキバキ……」
「……ごめんね?」
「……許して欲しい?」
「う、うん……嫌わないで……っ」
「どうしようかな。 散々好き放題やってくれたし」
「ごめ……っ、だって直輝意地悪ばっかするから……」
「ふーん、言い訳?」
「ちが……! ごめんなさいっ」
悲痛な顔をした祥がこっちを見てくる
それを無視して痛むチンコを見下ろすと案の定赤黒く変色している
ギチギチに締め付けているゴムを外すと祥へと顔を向けた
「もう二度とこんな事しないように躾なきゃな」
「や……」
「お仕置きぐらいじゃ足りないだろ。 乱暴な祥が素直になるように躾をしなきゃ」
「や……やだ……」
「嫌だ? なら現実の俺にも嫌われちゃうかもね?」
「いやっ!」
「いやいやばっかで我が儘だな祥は、どっちがいいか選んで」
「う、ぅ……」
「早く」
「躾……痛い……?」
「さあ」
「……痛いの……いや……」
「そ? じゃあ俺に嫌われる?」
「……」
しゅんっとした祥がふるふると首を横にふる
うるうると涙を溜めた祥が
ゆっくりと口を開いた
「でも……直輝に嫌われるより……、……痛いの我慢するほうがいい」
「へえ、すっごい痛いよ? 泣いちゃうかも。 辞めてって言っても辞めてあげないよ」
「ふ……っうぅ……いい、っ我慢……するもん……っ! 痛くても……我慢出来るもん……!」
目から溢れた涙を祥がグイッと乱暴に拭う
その姿が親に怒られて泣くのを堪えてる子供みたいでニヤケそうになった口元を隠した
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