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Said,真人 過去
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「美琴ー、どこー?」
え、この声は……
「あっ、おかーしゃーん!ここぉ!」
突然現れた、僕の想い人。
「もー、美琴、、少し待ってって……まーくん?」
白いワンピースと腰まで伸びた黒い艶髪。
家を出たときと、何一つ変わらない沙羅さんがそこにいた。
「あのねぇ、このおにーしゃん、えーんえーんってしてるの!だから、おかーしゃんが、よしよし、してあげて?」
手紙には、産まれたばかりの男の子が1人…としか書かれていなかった。
この子はお姉ちゃんなのかな?
「ふふ、まーくんしかめっ面!言いたいことは分かるわ。でも、とりあえず中に入って?そこにいたら、濡れてしまうわ。」
そう言って僕は思いもよらぬかたちで、沙羅さんと再会を果たした。
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