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《別れの階段》11
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『その人の名前をゆっくり答えてください』
『……くすのきあきら』
ぽつりと、しかし迷いなくはっきり答えるみずき。
『貴方にとってその方が1番大切な存在で間違いないですね?』
『…はい』
「君の名がでるとは‥驚きだよ」
しばらく手を止め聞いていたフミヒコが再びアキラの奥に指を進め内側を撫でながら、言葉を出す。
「っ…ん、」
あまり声を出さないように、唇を噛み、その感覚に堪えるアキラ。
「暗示がかかった状態では、心の底から思っていることが素直に言葉に出る」
フミヒコは構わず話しながら攻め立てる…
「っん、は、ッ」
「1番大切な人、普通は幼い頃に世話になった者、長い月日を共にした者、即ち家族の名前が上がるものなんだ」
「でも…彼は君を呼んだ、心の底から愛されていた証拠だ」
親兄弟よりも大切な存在…
「彼の想いは本物だったという訳だね」
そんなこと…知りたくなかった。
今更…知ったって、別れることには変わりないのに…
「っ……」
置き換えていた罪悪感が蘇るアキラ。
「そんな彼を裏切るのはどんな気分かな?」
心を読んだかのタイミングで踏み込んでくる。
「…んっ」
すっと後ろを犯していた指を抜き、アキラを低く責めるように続けて囁く…
「こうして…誰でも受け入れてしまう君は…」
アキラの表情を見つめ…フミヒコの被せのついた熱い塊をあてがえ…
「ンッ!ぁ、ッぅ嫌…ッ」
そして、アキラのナカへ無理矢理挿入してくる。
直ぐさま激しく貫きはじめるフミヒコ。
「っン、は、ァ、ゃ…ッ!」
腕を拘束され…身動き取れない中、冷たい言葉と共に犯されるアキラ。
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