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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
先輩⑧
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六車(むぐるま)槊は同じクラスであり俺の親友であり幼馴染みである。
こいつのせいで割りと敏感な身体になってしまった。
「空秀と船深先輩が一緒にいるなんて珍しい。
いつも廊下で少し会話するくらいですよね?」
「まあ……。」
誰にでも優しくて明るいうざったい先輩なのに、なぜか口数が少ない。
あれ、もしかして機嫌悪い……?
「あの、船深先輩……。」
「何?」
や、やっぱり機嫌悪いぃ……。な、何か話題を……!
先輩の袖を引っ張って、少し槊から距離を取る。
「ま、待ってますから……///」
……恥ずかしい。
先輩の耳に唇を近付けて呟いた。
恥ずかしくてパッと離れて俯くと、頭を撫でられる。
「彼女なんて嘘だから。」
「へ?」
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