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俺の相方は………
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こちら、わたくしが美味しいと感じてしまう桃浦です
短編です!
………おい、また女と遊ぶ気か?
そう呼び止めようとも、あいつは華麗なスルーを見せて居なくなるだろう。
もう、慣れてしまい、たまには遊びに行かせる。
なんてったってあいつは女好きなくせに……
俺に恋しちまった俺の相方なんだから。
「せーんぱーい、今日一緒に出かけよ?ww」
「……あぁ?んでだ……よ………」
反論しようとする俺の唇にはあいつの右の人差し指。
「だって、いいじゃん………先輩と出かけて何が悪いのさ」
「悪くはねぇけどよ」
お前、またナンパしてくだろ?
そんなことを聞けばもちろんというような素振りを見せた。
全く、変わってない。
「………ったく………」
俺はあいつを見てそっと笑った。
「しょーがねーなー、この俺が一緒に行ってやるか!」
「なにそれっ(爆笑)」
「なんだよ……いいだろwwwww」
「ほんと、先輩らしい!」
普段は言えてねぇけどさ、これはいつも思ってる。
出会って、俺と一緒にいると約束してくれてありがとな。
いつまでも一緒だから、
俺もお前も離れない程度でやりたいこと、やろうぜ。
にこっと笑えば、向こうはそれに乗って返してくれる。
………可愛いやつだ。
そんなこんなで準備を終えた俺たちは、
外に飛び出してデートとやらに向かったーーー
……喧嘩ばっかりしてるなんて、そんなことは内緒だな………
そんなやつに、俺は笑顔でついていく。
今日は楽しもう。
買い物におやつに幸せを感じよう。
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