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白い部屋とココア。
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ぐぐぐぐ……と、俺はその場で頭を抱え込む。
おいおい…まじか、。
ええ、、待って、すげえ混乱する。
………つーか…その前に、…
「…なぁ、お前、喋れないんだって?」
教授から聞いたんだけど、。
そうつけ加えてふと思い出したように頭を上げ、都に聞くと、奴は相変わらず無反応だった。
、でも、
「………お前、本当は喋れるよな、?」
俺の聞きたいことはこっちの質問の方で。
そんな俺の鋭利な質問に都はピクっと肩を動かしゆっくりと俺を見た。
……その反応……。
……やっぱりそーだよな、だって俺この耳でしっかりこいつの声聞いてんだもん。
……まぁ、はっきりってこいつが喋れるだとか喋れねぇだとか俺的にどうでもいいんだけど、。
…でも、こいつが本当は喋れるんだとしたら、こいつは今まで喋れない"フリ"をしていたということになって、。
喋れないフリなんて、どう考えても生活しずらいし辛いに決まっている、。
それだけ喋ること……それか伝えること……それか……言葉……、か…、まぁ、理由は分かんねえけどすげえコンプレックスとか恐怖を感じるものがあるんだろう、。
あぁぁ、……どうしよう。
こいつ、………………、俺に似てるのかもしんねぇ。
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