アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
*
-
「何でそんな端っこ座ってんだよ、緊張しなくても入ってすぐ襲ったりしねぇよ」
『だからっ…緊張なんてしてねぇって』
「嘘つけ、してるだろ」
『…だって、なんか…なんかさ…いかにもスケベな事しに来ましたって感じで…緊張ってか、恥ずかしいだろ』
「まぁ、その為に在るようなホテルだしなぁ」
会話をしながらもスルスルと触る草野の手がヤラしくて、俺は耐えられなくなりカバッと起き上がって
『ふ、風呂入ってくるっ』
そう言って風呂場に逃げた。
別に初めてセックスするわけでもないのに、このホテルの雰囲気が俺を緊張させる。
無駄にデカい湯船にお湯を張りながら、俺はガシガシと身体を洗っていく、全て洗い終わる頃には湯船にたっぷりとお湯が溜まっていて、俺は湯船に浸かった。
浴槽にはテレビも付いてるし、ボタンが幾つかあって、それを押すとアメニティーで置いてある入浴剤を入れればジェットバスで泡風呂にもできるし、何故か湯船の中が七色に変化する。
「いつまで入ってんだよ」
『わっ 覗くなよスケベ』
「遅っせぇから、風呂で死んだかと思った」
『死んでねぇよ』
俺も入ると言い服を脱ぎだしたので、俺は慌てて『俺、もう上がるからっ』と湯船から出てバスタオルを取った。
「俺が戻るまで寝るなよ」
そう言って草野は浴室のドアを閉める。
置いてあったバスローブを羽織り、ベッドに寝転んだ俺は思う、寝るなよって事は…戻ってきたらするんだよな…セックス。
いつもとは違う場所で、緊張で心臓が煩い。
どうやって待ってたらいいのか解らない、布団に入って待ってたらいいのか、それとも布団には入らず座って待ってたらいいのか…。
布団の上をのたうち回っていると、浴室のドアが開いた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
89 / 127