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『え? あ…うん、聞いてた、俺聞いてたよ? 付き合いたいんだよね? え? ええっ!? 俺? 俺と!?』
「あ、あの、すぐ返事じゃなくてもいいんです、お友達からでも…いいんです!! これっ携帯のアドレスっメールくださいっ待ってますから!!」
小林さんは俺にメモを渡すと嵐の様に去って行った。
俺は、ポカーンと1人立ち尽くしていた。
告白…されてしまった…いや、それより、あの手紙事件は何だったんだ?
俺に手紙をくれたのは、小林さんで…草野はそれを見て邪魔をした?
…のか?
俺は考え出したらとまらなくて、パンを買うのも忘れて教室に戻ってきてしまった。
「あれ? 立花、パン買いに行ったんじゃなかったの?」
『あ? パン? …いや、俺はそれどころじゃないんだよ…』
「何かあったの?」
『鈴、小野寺…ちょっときて』
俺は二人を連れて教室を出た。
『あのさ、相談が…』
「なに、なに、なに!?面白い事!?」
鈴は興味津々だ。
『あのさ、俺…告白されたんだ…けど』
「告白!?付き合うの!?誰!?可愛かった!?」
『や、それが相談じゃなくてさ…』
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