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1-1 (R.15)
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現在の時刻は午後3時。
「うっ……っ……ぁ」
突然目の前にいたリクトに腕を引っ張られ、倒れこんだ後、視界は闇に飲み込まれ、それと同時に唇に違和感を覚える。
甘ったるい自身の声と液体を擦り合わせたような音、時計の音が存在感を主張する。
息したくとも何かに口が塞がられ出来ずにいたスズヤ。鼻にくる苦みが口の中で只々広がり、口内では長くヌルッとした異物が乱暴に暴れ込む。
何が起きたのか把握しようと一生懸命頭を回転させるが、スズヤには余裕が無い。
嫌、余裕があったとしても今のスズヤでは知らぬ世界、把握など出来やしないであろう。
「っ……ぁ…」
自身の声とは思え無い甘い吐息が鼻から流れるが、恥ずかしさに身を焦がす暇など無く、肺活量を持ち合わせていないスズヤにとって、酸素を与えられないこの状況から逃げる事が優先一であった。
息をしようと必死に口を開けようとするが、開けるたび異物は深く深くに入りこむ。
それだけならまだ良い、異物は着実にスズヤの知ら無い快楽を探し出していた。
スズヤの舌に絡みつき、上をなぞり、下の裏をなぞり。特に上を優しくなぞられた時はくすぐったい感覚に、口を塞がれていても「んっ」と声を出し、スズヤの体が跳ね上がるのを自身でも感じる。
そんな抑えがきかないスズヤの体に、自身よりも重たい何かが倒れこみ、体の自由すら奪われる。
必死に体の上にある重たい物と、口内の異物を押し返そうとするが、快楽と苦しさに指がピクピクと震え、力すら生まれてず。彼はただ、快楽を受け入れることしか出来なかった。
飲み込むことの出来ない唾液が口から溢れ出し、自身の顎に一筋の線を作りながら垂れていくのが、肌で感じとられる。
「んっ……っ……」
自身が息苦しさと快楽の中にいる最中、パーカーのチャックがジーと不穏な音を立て、自身が履いていたスリッパが剥ぎ取られる。
剥ぎ取られ、剥き出しとなっあ足の指が快楽に合わせて力一杯地面に突き上げ、広がったり閉じたり踊っていた。
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