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バカは風邪を引いたことに気付かない5
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「はぁ。人の気も知らないで」
本当に困る。
「なにが」
「インフルのお前にむちゃさせらんないだろ。本当はここ来たのお前に飯食わせるためだし。これ以上一緒にいたら、お前が欲しくなる。」
だからさっきだって何度も思い止まったんだっての
本当俺の身になれ。
「ごめん…でも昨日キスとかしてきたじゃねーか」
「そんなことどうでもいいんだよ」
「なにがどうでもいいんだよ」
「とにかく帰らせろ 本当に襲うぞ」
我慢限界
何でこんなに誘ってくんだよ。
「ヤダ。襲っていい、から…」
将吾と一緒にいたいんだ。
一人なのがつまんねー
好きに遊べねーし自主トレにも行けねぇ…
将吾の声ひとつで今は安心できてんだから行くなよ。
「聞き分けのねぇやつ」
…ここまで言っても引かないなら
練汰を持ち上げ抱えると、部屋につれていき
ガチャ
ばふっ
「泣くなよ?」
「ん」
服を押し上げ、真っ赤な肌を見つめ吸い付く
「んんっ…はっ…」
舌でなぞるといつもよりブルブル反応した
「可愛いな」
小声でささやく
服をおろし、口にキスする
「んんっあッはぁ、んっ」
頭がいつもよりガンガンなっていて、舌が痺れるような気がした
感覚も倍になってぞわぞわくる変なかんじ。
「勃つのはやいよ」
練汰の体はもう熱を出したがっていた
グニッ
「ひゃあっひッぅぅ」
あーあ…結局泣かしたか
つか、からだの熱が高すぎる。
これ以上は、ダメだ。
「ごめん やっぱりムリ 辛そうだしやめる」
こーなんだろなっては思ってはいたから。
「えっ帰っちゃうの やだ」
涙が溢れてこぼれるのを将吾は辛そうに見る。
いつも泣いたって意地悪い顔しかしねぇくせに…
まだ大丈夫だっ、辛くない!言おうとする前に将吾の優しい声が聞こえてくる
「あー…泣くなよ」
「俺が、泣いてっからつらそーだからかえんだろ」
頭がぐらぐらして痛い。そんなことより将吾か帰っちゃうことの方が嫌だ。
普段甘えろとか言うくせに、今はあまやかしてくれないのかよ。
グズッと、鼻をすすると涙を溢れさせて数十秒にらめっこする
「~っ困ったやつだな。…仕方ない いてやるよ」
先に観念したのは将吾の方だった。このままかえって後で拗ねられても…っていうのは建前。
こんなに求められてるのに、置いてくのは酷だと思った。
「ほんとかっ?」
ほんっとうにうれしそうだな。
…このくらい普段でも求めてもら得ればいいんだけどな。
「手、握ってやるからさっさと寝ろ」
静かな声で優しくとどろくとてを握り、練汰の頭を撫でてやる
「おう。ありがとな」
照れ臭そうにくすぐったそうに笑うと、ぎゅっとてを握り返して寝息をたてる。
この日は、将吾のあったかい体のそばで寝ました
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