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※二回は二回
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「……イッテェな、クソ。恋人の首思いっきりかんで満足顔かよ。で、あと一回噛むわけ?どこ?」
「……噛まねぇけど、まぁ。こういうことしてみようかな、とは思ってた。」
ハナクソが突然、顔を伏せた。
ハナクソの手が俺のズボンにかかる。ベルトを外されて、ハナクソはズボンのチャックを口で下ろす。どこでそんな技を覚えてきたんだ、とか、そんなことを考える間もなく、五秒。ズボンをズラされるまでに、たったの五秒。え、は?って顔をしている間に、パンツの上から一撫で。え、え、…え?
「お、おおおま、なにして…!」
「いでっ、おま、俺のデコをもっと優しく扱えよ!」
「お前がわけわかんないことするからだろ!」
「何がわけわかんないわけ!こーいうこと、するんだろ?」
黒いボクサーパンツ、ハナクソの手のひらがその上から俺のちんこを軽く握った。ちょっとまて、おい、嘘だろ。お前散々無理だ無理だって言っておきながら、やること全部大胆すぎ…!
「ッ、く、あの、さァ!お前、ちんことか無理って、言ってなかったっけ?」
「やー、意外とイケるもんだな。別に自分の弄ってんのと変わらねーよ。」
「…そーかよ、そんな触ったら…ま、じで、勃つんだけど、平気?」
「平気もなにも、勃たせようとしてんだよ、アホか?」
「あぁ?!な、んっ、ちょ、ズラすなズラすな!パンツズラすな!」
「ズラさなきゃするもんも出来ねぇだろーがよ!うるさいワカメだなもう!黙ってろ!はい、チューして!」
「ええ…?もう、なんなの…」
言われたとおりにハナクソにキスをする。キスも慣れたもんだな、舌がぬるぬるして気持ちいい。目を閉じてハナクソの口の中に舌をつっこんで夢中になっていると、何か下半身が涼しい気がしてきた。
いつの間にかパンツから出されたのはキヨシジュニア。
キスの最中に出されるとは思ってなかった。ちょっと恥ずかしいんだけど、は?なにこれ?なんで俺ハナクソにパンツズラされてちんこ丸出しにされてんの?意味わかんないんだけど、しかもキスの最中。なんで気づかないんだよ俺!アホか!
「…。ご立派でなにより」
「ガン見すんなよ」
「はぁ、むかつくわ。いい顔、いい体、いいちんこ、イケメンはやっぱ違うな?ウゼー、死ねばー」
「テメーが勝手に出したんだろーが!」
「柳ィ、一回は一回、二回は二回じゃん。俺はお前に仕返しをしていい権利があと一回残ってる」
「…なにする気なんだよ。」
「はは、俺も男だ ってことだな」
ハナクソの、頭が、俺の脚の間に。半勃起したちんこはハナクソの目の前に、なにこれクソ恥ずかしいんだけど、まじ無理やだ、むりむり。またハナクソのデコをはたいてこの体制をやめさせようとしたけど、それは叶わなかった。
なぜなら。
「は、…?」
「ん、」
「え、ちょ、おま!だめだめだめ!口離せバカ!」
ぱくり。と。あの尖った八重歯の目立つ口が、俺のちんこを咥えた。いや、いや、いや、いや、いや、だめだって!
ハナクソの髪を思いっきり引っ張る。一瞬、それから口を離したハナクソが、俺の脚の間でイラついた顔をしてみせた。
「ざっけんなお前!なにやってんだよ…!」
「…俺、もしさぁ、こういうことになったら、絶対コレ、やってやろうと思ってたんだよな」
「なんの決意だよ!…俺風呂とか入ってねーし、ハードル高…!」
「もーごめん、ごちゃごちゃうっさい。黙れ。やるっつったらやる」
ぴちゃ、
ハナクソの舌がもう一度、俺のちんこに触れる。唾液の音が生々しい。嘘だろ、まじでか。お前ケツは無理だのなんだのって散々言ってたじゃん、ちんこ舐めるのはオッケーなの?そんなわけねーだろ、どんな覚悟してんだよ、おい、こら、無理、させたいわけじゃねーのに。つーか、無理させてるわけでもないのか?わっかんねぇぇぇ…!このハナクソが一体なにを考えてんのかもうこれっぽっちもわかんねぇんだけど!ただ、いま、分かることは。
人の口の中は、クソ暖かくて気持ちいいってこと、ぐらいだ。
「っ、…!」
ハナクソの両手が、俺のちんこを包む。舌先が鈴口に触れると、びりびりと痺れるような錯覚。さすが男、よくわかってる。裏筋を擦られると、やばい。唾液が、唾液が、ハナクソの口の中が、ぬるぬる、してる。
「は、ぁ…、く、っそが、」
下半身の刺激もやばいけど、なによりこの視界がやばい。俺のを、ハナクソが、舐めてる。あのハナクソが?あのハナクソだよな、こいつ。細い体、尖った乳首、赤くそまる頬、涙をうかべる目元、全部が全部、いちいち性的なんですけど!
「ん、っ、ちゅ、んん、…しょ、っぱ。先走りがしょっぱいってまじだったんだな」
「はっ、あのさ、ちんこ付近で喋んのやめてくれる?息が、」
「へぇ?。息が?なんですか?」
「…お前、あんま調子のんなよマジで」
「へ?…お?おお…?!」
顔をあげたハナクソの顎をつかむ。伏せていた体を起き上がらせるように、途端にその唇に吸い付いた。つわ、しょっぱ。俺の先走りしょっぱ。気持ち悪っ。そのまま肩を押す。また初めの体制に元通り。俺に組み敷かれたハナクソは、ぱちくり、と一度瞬きをした。
「こーいうのは、また今度。俺、今お前のことめちゃめちゃにしたい気分」
「……いや、お前下半身丸出しでなに言ってんだよ、無理だろ」
「うるせーよ、お前が脱がせたんだろ!なぁ、」
「あ?」
「泣いても、やめないからな」
ズボンを完全に脱がし、さっき、途中まで触れていたハナクソのパンツに手をかける。内腿、しろいな。痩せてっからか、内腿に窪みがある。そして骨の隣に、またホクロ。ハナクソの内腿に唇を這わせると、ビクッと跳ねた。ちゅ、とわざと音を鳴らして、ホクロに吸い付く。
「やめろアホ!」
「いって!!暴れんなバカ!蹴るなって…!」
「おおおおまえがクソ恥ずかしいことするからだろ!!」
やっぱり恥ずかしいのか、そりゃそーだろうな。ジタバタと暴れるハナクソの脚が、ガンガンと肩や腕に当たる、痛いしうざい。脚が浮いた瞬間、太ももを掴んでハナクソの胸に押し付ける。は、すげー絶景。
「柳…!この体制はまじで、恥ずかしい、」
「お前ばっかりさぁ、なんでもできると思ったら大間違いもいいとこだよ」
「何の話、…ひ、!っ、」
「フェラの話だよ」
ハナクソのグレーのパンツ。まだシミのひとつも出来てない。残念だけど、それはもう叶わない。あとで使ってないパンツやるから許せよ。下着越しに、舌を這わせる。ちゅう、と一度吸い付いて、布の上から舐めると、ハナクソはさっきよりジタバタと暴れだした。うざい、押さえつけてもなお暴れるのかこいつは、うざい。
「ぁ、っく、や、だ!こんなことしなくていいって!」
「暴れんなよジタジタジタジタ!お前もさっきおんなじことしたんだぞ?!」
「だ、って…!俺、どうしよ、これ、やだ…」
「はぁ?なにもう、往生際が悪い」
「どきどきして、へ、変な声、でるんだよ…!」
じわり、ハナクソの両目に涙目が滲んだ。お兄さん、それは、ずるいわ。
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