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Episode2-11
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「………それは、患者として、ですか。」
俺はおもわず、先生にそう問いかけた。
さっきから俺の中で
いろんなことがおかしくなっているような気がして
動揺していたのかもしれない。
「…五十嵐さん、俺のこと、特別だと思いますか。」
「………会ってまだ1ヶ月も経っていないのに、そんなことわかりません。」
「そう、ですよね。」
「………でも。」
特別だと思える人間をつくりたい、と
思わないわけでもない。
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