アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
好きの意味Ⅰ - 巡side -
-
どうしよう!
柊季に泊まってって誘っちゃった!
お世話になります!って幸せだって言ってくれた時あまりに嬉し過ぎて、俺も幸せだって思っちゃって、抱き付いてこられた時本当は冷静なんかじゃなかった。
あわあわして、近い!近い!ってなって、心臓バックバクで息出来てないんじゃないかって不安にもなって、とにかく自分が何したのかとか記憶ない。
布団敷いてたら大分冷静になって、煩かった心臓も落ち着いたのに、、
部屋に入ってきた兄ちゃんのスウェット着た柊季格好良かった…//
濡れた髪はストレートで、何時もは後ろで結んでたりどうセットしてるのか教えて欲しいくらい遊ばせてたりしてるのに…また断然と格好良さを纏って帰ってきた。
見てられない!なんかオーラで過ぎてて耐えられない!
速攻に部屋を出てお風呂場に向かった。
自分でもわかるくらい顔が火照ってる。
寒さもあるのにあまりにも熱が高過ぎて、水のシャワーを頭から被った。火照りが取れると、自然と煩かった心臓音も収まる。冷えた身体を温める為に湯船に浸かるとリラックス出来て、身体の芯から温まっていった。
心臓がばくばくしてきゅんとすると苦しくて、傍にいたいと思うのは…。
これ、少女漫画的に何て言うんだっけか…?
ふとそんな事を思った。
「兄ちゃんお先」
「うん、、…巡はさ、あいつの事どう思ってんの」
「あいつ?」
「ほら、えっと…柊季?」
「柊季の事?……好きだよ?」
「それは“友達”として?」
うんと答えるも、何と無く言葉のニュアンスが引かかるし、友達を強調して聞いてきた事も少女漫画では良くあるシーンの一コマで、変な風に聞くなぁ…と思いながら部屋に向かった。
何故か今まで読んできた少女漫画を題材に、あり得るわけ無いと思いながらも頭の中で一つのストーリーが出来てきていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
172 / 196