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「待って!無理やって、
もう、気ぃおかしなる……っ」
これ以上の悦楽は耐えられない、と
和臣をなんとか制止しようとして
体を捩らせた
和臣は帝の願いを無視し
太ももをつかんで押し開くと
「……よ、よせっ!」
舌を肛筒へ侵入させた
「い、ややぁあっ……っ!………っ、あぁっ」
自分の中を押し広げるように
かき乱され
びくびくっと体が痙攣した
「あぁっ……あぁああっ、も、無理……」
ゆっくりとくつろげるように
肉壁を擦りあげられ
唾液を捩じ込みながら
埋沈していく和臣に翻弄し
帝は自分の底から沸き上がる
狂うほどの淫欲に
耐えられず体を震わせた
和臣は刻々と花開く帝の様子を
舌で堪能しながら全身に感じていた
「あぁ……やめ………イヤや………」
歓喜絶望する生理的な涙が
帝の頬を伝って流れた
快美感で埋め尽くされた体が
自分の意思とは真逆の反応を示し
和臣から与えられる優越な痺れに
浸っていく意識の中で
「あぁあっ!……はぁ、あぁっ」
和臣に抱かれている自分を
客観的に想像して
よりいっそう彼を感じた
夢にまで見た光景が
感触が
感覚が
今、現実になっている…………
終わりたくない
もう離したくない
欲しい……………
君が欲しい………………
―――――――――
ずっと自分の中で押さえていた
ありとあらゆる和臣への欲望が
帝の中で決壊した
「あぁあっ!……はぁ、あ、キス、したい」
突然の帝からの要求に
和臣は動きを止めた
空耳かと疑いながら顔を上げると
シャツを引っ張られ
帝の顔が目の前まで迫った
「君に、キス、させて……………」
「尾野さ…………っ!」
和臣のキスとは明らかに種類が違う
官能的な舌の動きと
唇の吸い上げに
和臣の脳が揺れた
「んっ、っ!……ふ……」
奪うようなキス
与えるようなキス
緩急しながら口の中でうねり
舐め回し、吸い上げる帝の動きに
今まで帝としてきたキスが
手加減されていたものだと
和臣は思い知った
「んっ、………ぅんっ………ぢゅ……」
「お、……のさ………っ、………」
帝は和臣を貪りながら机から降りると
その逞しい体を床に倒し
淫れた体を跨らせた
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