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本当はしたいこと 08歩
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「普段は〜我慢しているんですよ〜?。何故か酔ってしまうと我慢が出来ないんですっ!。あ〜…誰にでも甘えるわけじゃなくてぇ…友達でもなんでも〜好きな人にだけですよ〜。楢崎さんは〜、僕なんかに優しくしてくれるから、好きなんです〜」
「そうか」
「僕はバイ菌だから〜、みんな触るなっていうの。僕、そんなに汚いかなあ〜?」
「汚くないぞ」
「ふふ〜。楢崎さん好き〜ありがとう」
僕はそう言って、楢崎さんの胸板に顔を寄せた。
そんな僕を楢崎さんはギュッと強く抱き締めてくれた。
トク…トク…と楢崎さんの心臓の音が聞こえてくる。
抱き締められて嬉しい反面、心臓の音が心地いいから眠くなってきた。
「ぼく…もう…ねむい…。おやすみ…」
「おやすみ」
楢崎さんの言葉を聞くと、僕はすぐに意識を飛ばした。
「俺もお前のこと好きだよ」
楢崎さんのこの呟きは聞こえなかった。
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