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【上司×アブ】残業後の情事
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オフィスー会社員
クッソ上司が…
なんで俺が残業なんて…
日はとっくに暮れていて、そろそろ終電を気にしなければいけなくなってきた。
パソコンをカタカタと打ち込む音のみが、虚しく響いている。
いつまでも切り上げられないのは上司のお許しが出ないからだ。
それも、
全員残業をしているならただのブラック企業で済まされる。
だが、
今ディスプレイが付いているパソコンは、2台だけだ。
仕事の遅い人間だけがちらほら残っていたが、きりのいいところで上がるように言われ申し訳なさそうに帰って行った。
当然のように資料をまとめたものをクソ上司に提出する。
パサリ
アブ「お願いしますね。」
上司と言っても、自分とさほど年も変わらないでろう彼の顔を忌々しげに見つめる。
上司「やり直せ」
ろくに中身も確認せずに資料と一緒に返される言葉がこれだ。
黙って席に戻るとまた資料作りを1からやり直す。
わかっている。パワハラだ。
まさか、自分が受けるとは思いもしなかったが。
人に取り入るのは上手い方だと思うし、人間関係で一度でもこじれたことはなかった。
だが、あの仏頂面は取り入る隙がないというか…
話が通じないというか…
でも、評判いいんだよなぁ。
はっきりとものを言う態度。
男からの信頼も厚い。
礼はしっかり口にするが、決して媚びたりはしない。
プライドの高さが露見する。
但し、イケメンに限るって奴だ。
これが許されるのはその整った顔面の作りだからこそだろう。
当然、女からの支持も得ている。
ーただ、俺にだけは態度が悪い。
特別嫌われているとしか思えない。
嫉妬心はこれといってないが、あからさまな敵意をどうすることもできない。
と言うか、俺を縛るためにどんだけ自己犠牲払ってるんだ。
同じように残業しても、損するのは役職持ちの上司のはず。
それを分かっていないはずがないのに、何故…。
それぐらい嫌われてるってことか。結局この結論に至り、またパソコンに向かう。
上司「 」
は…?
何かを言われた気がして、
パソコンに向かう筈の視線を上司に向ける。
無言でもう一度言葉が発せられるのを待つ。
聞き間違いじゃなければ、…
上司「アブ」
…は?
やっぱり、はっきりアブと聞き取れる。
違います俺の名前はそんな虫みたいな名前ではありませんとシラを切ろうとして、手遅れだと気付く。
上司の口元が、笑っているのだ。
これが職場バレって奴か。
いや、それはちょっと違うな…。
何にせよ最悪極まりない。
終わった。実況人生もリアル人生も全て今終わった。
今まで積み上げてきたものがガラガラと音を立てて崩れていく。
上司「…こっちに来い」
言われるがまま、課長席もといひな壇席に近づく。
アブ「…なんすか」
心底不機嫌な声が出る。
上司「随分と楽しそうなことをやってるんだな」
そりゃそうだ。趣味だっての。もう終わりましたけど。
アブ「そうですね。」
上司「普段とだいぶ違うんだな」
そりゃそうだ。いつもあんなハイテンション気持ち悪すぎるだろ。
何でよりにもよって上司が実況なんて見てんだ…
アブ「俺の動画見たんですかー?」
上司「全部」
…めっちゃファンじゃねーか。
ちょっと笑いそうになったわ。
アブ「サインとか欲しいんですかねぇ」
上司「いらん」
アブ「腹立つ〜笑」
つい、実況口調になってしまう。もう上司として接するのはやめにしよう。
そう思ったら止まらなくなってしまった。
アブ「大体こんなあからさまに残業させるなんて〜完全パワハラですよねぇ」
あぁ、言ってしまった。
上司「そうだが?」
クッソ…
笑って認めやがった。
だが引き下がれない。
こいつは社員証の写しでいくらでも顔バレ可能な立場だ。
やろうと思えば住所を晒すことも出来る。
個人情報が筒抜けになる事ほど、注意してきたことはない。
必死に頭を回転させて切り抜ける策を考える。
上司「許して下さいって言ってみろ」
何に対する許しだよ。
アブ「それ言ったら黙っててくれるんですかねぇ。」
素直に言うのも腹がたつ。
が、黙っていてもしょうがないので早口で流れる
ように喋る。
実況者なめるなよ。
アブ「動画投稿してどうもすみません許して下さい何でもしますお願いします。」
言って2秒で後悔した。
上司「何でもするって言ったな?」
これが聞きたかったとばかりに繰り返される。
自分の失言に顔が引きつる。
現実でこのやりとりをするとは思ってなかった。
アブ「なにすればいんでしょうか」
上司「口で奉仕だな」
アブ「パワハラの次はセクハラですか。」
上司「気が変わらないうちに早くやれ」
あくまで、セクハラを続ける気だ。自分の上司がこんなホモ野郎だとは思ってなかった。
上司が座っている椅子に近づき、ゆっくり地面に膝をつく。
黙って見下ろされる視線が痛い。
なるべく顔を見ないように、スラックスの前を開ける。
立ち上がっていない中のモノを取り出して、ゆっくり舌を這わせる。
ペロ…チュ……
クチュ…
全体を濡らすように舌を動かすと少しずつ質量を増していく。
コレでは終わらない。
分かってはいるが、いざ咥えるとなると勇気がいる。
いっそのこと、強制させられた方がまだ気持ち的に楽だ。
クチュ…クチュ…
上司「咥えろ、終わらないぞ」
急かしはするが、決して自分から何かをしようとはしない。
これでは俺が好きでやってるようにしか見えない。
アブ「…んっ…ふ、…っん」
ジュポジュポといやらしい音が無機質な部屋に響く。
苦しい。上下に動かすたびに気道が塞がれる。
上司「フン…」
アブ「…っふ、…ん、ん、ん…」
ジュッポジュッポ…
早く終わらせたい一心で、裏筋や先っぽを重点的に舌を這わせる。
上司「っ……」
トロッと、先端から先走りが漏れる。
若干の苦味に耐えながら、奉仕を続ける。
ジュッポ…ジュッポ…
アブ「…っん…、んっ…ふ…」
ジュッポ…ジュッポ…ジュッポ…
上司「…っ、……ぁッ」
ドクンっ、と大きく口内で脈打つ感覚に、
慌てて顔を離すと顔とネクタイに
派手に射精された。
こいつ、なにも言わないで口の中に出す気だったな…。
上司「…はぁ…避けない方が良かったんじゃないのか?笑」
アブ「クッソ上司が…」
それしか言葉が出なかったが、
それでも満足したようで身なりを整えている。
上司「…お前も大概だな」
笑いながら指をさされ、言葉の意味を知る。
さっきから股間に違和感があった。薄々気付いてはいたが、認めたくない。
黙ってうつむいていると、
一言だけ言い残して部屋を後にした。
また、と。
悪夢みたいな時間は、これからも続くのか。
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