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魁斗の決断
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*魁斗*
助けられたのは良かったけど…この怪我、どうするか…。
保健室開いてないだろうし…。
仕方ない、俺の家に連れていくか。
そう思った俺は悠希を抱きかかえるとそのまま俺の家に向かった……。
その間、すごく悠希の身体が震えてた。
怖いんだろうな……。
「…なぁ……。」
「…は、はい……。」
「ごめんな。」
「……え…?」
「助けられなくて……気づいてあげられなくて……ごめん…。」
「空野さんは悪くないです!」
悠希は慌ててそう言った。
違うんだよ…俺が、悪いんだ…。
俺がもっと早く気づいていれば…。
あの3人の存在を知っていれば、防げたかもしれないのに…。
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