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部屋に届いたケーキやアイスをベッドサイドに運ばされた。蓬莱さんは雅を横抱きにしてベッドまで運び、そっと下ろした。キングサイズのベッドに優雅に寝転びながら、雅はケーキのクリームを指ですくって舐める。
「わぁ......このクリーム、美味しい」
「このホテルは料理もスイーツも、もちろんサービスも申し分なくてね、俺のお気に入りなんだよ」
蓬莱さんはフォークでケーキを一口分突き刺すと、雅の口へ運んだ。
「ね......彰吾も食べさせて」
どうするべきかと立ち竦んでいた俺を、雅が手招いた。
「冷たいキス、して」
アイスを指差してそうねだる。俺はバニラビーンズの見えるいかにも高級そうなアイスを一口口に入れると、そのまま雅にキスをした。氷よりも一瞬で溶けるアイスに名残惜しく舌を絡ませ合えば、甘ったるい香りが咥内全体に広がる。
「もっと......」
舌を伸ばしてせがむ様子が可愛くて、アイスを含んだキスを繰り返していると、今度は足元側に回り込んだ蓬莱さんが、ケーキのクリームを後孔に塗りつけていた。
「んっ、ァ、......っん」
キスの合間に吐息が漏れる。それを飲み込むように深く口づけても、下肢から響く水音が激しくなるにつれて全身が震え始めた。
「アッ、ぁあ......そこ、だめ......っ」
「何がだめ?下のお口も、美味しそうにクリーム食べてるよ。上のお口より食べるのが下手くそで、口の回りベトベトだけどね」
キスを止めて蓬莱さんの方を見れば、体液と混ざりあったクリームを舐め取っている蓬莱さんと目が合った。
「彰吾も食べる?極上だよ、これは」
さらにたっぷりのクリームを性器と後孔に塗りつける。俺は堪らず、そこにむしゃぶりついた。蓬莱さんと共に雅の後孔に指を突き立て、時に息を合わせ、時にバラバラに暴れるように動かせば、堪えきれない嬌声が続く。
「あんっ、ぁあ、あっん、やっ」
「ナカがビクビクしてきたね......もうイきそうなの?」
「んっ、も、や......ッそこ」
二人で交互に前立腺を刺激すれば、今にも射精しそうな性器がこれでもかと膨れあがった。しかし、蓬莱さんはそう簡単にはイかせない。俺の指もろともナカから引き抜くと、達する直前で一切の刺激を奪われた雅の下肢が切なく震えた。
「もうちょっと楽しませてね......ほら、せっかくのケーキのイチゴが残ってる」
蓬莱さんはショートケーキの上にのっていたイチゴを一つつまみ上げると、雅に見せつけて「食べる?」と聞いた。
「どうせ、普通には食べさせてくれないんでしょ......っ?」
ここまできてもなお妖艶に微笑む雅に満足した様子の蓬莱さんは、真っ赤なその実を後孔の入り口に当てた。
「こっちの小さいお口で食べてるところが見たいなぁ」
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