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「アーネストさん!大丈夫でしたか?」
「ルイ?…あっあぁ、大丈夫だよ」
ルイの頭に手を伸ばしフワフワした感触を感じる
大丈夫だ
ルイなら…俺を受け入れてくれる
ルイには、俺しかいないのだから。
「ルイ…俺は信じてるよ…」
「アーネストさん?」
俺は狡い生き物だね
でもね
俺は吸血鬼なんだ
人の血を食らって生きながらえる、最低な生き方しかできないのだから
だからこそ、君を汚すことに快感を感じてることなど、誰にも悟られないように、君を騙すのだ
「ルイ、アイシテルよ」
この言葉で君を縛り付ける
「ぼっ僕もですっ」
ルイは微笑んで赤くなった頬を隠すように、俯いた
「ルイはカワイイなぁ」
「…」
「ルイは…ずっと俺の側にイテクレルヨネ?」
「…」
「ルイは…ルイは…」
その時がきたら、俺と
共に堕ちてくれる?
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