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~薙十side~“プリンは誰にもやらん!!″
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バスケ部に写真を撮りに行った翌日。
昼食を簡単に済ませたあと、
売店で買ったプリンを食べていた。
うん。プリン美味しい。
この後何しようかな、とか考えていると
黄瀬君がいきなり接近してきた。
…………何か嫌な予感。
「薙十っち~!一緒にお昼食べよう!!」
そう言ってすごい勢いで俺の腕を掴んできた。
えっ、もう食べたよ?
「まだ何も言ってないし、プリン食べてたんだけど?」
食べかけなんだけど?ねぇ、聞いてる?
聞いてないよね?ねぇっ?
そんなわけで強制連行された俺。
メンバーはバスケ部のカラフルな人たち。
「遅ぇーぞ黄瀬。」
「薙十っちがなかなか来ないから~!!」
「ちょっと待て、今のは聞き捨てならん。
俺は黄瀬君に引っ張られてきたんだ!
このプリンを見ろ!」
「プリン?いいなぁ~。俺にちょうだい。」
「だが断る。」
背の高い(他の人も高いけど)紫の髪の人が
間延びした声で言ってきた。
もちろん却下。俺のプリンは誰にもやらん!!
「お前達、少し静かにしろ。行くぞ。」
わぁ~何か威圧感のある人がいるぞ。
赤い髪の人だ~。
緑の髪の人は緑の髪の人で、
アロマキャンドル持ってるし。
キャラ濃いなこの人たち。
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