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嫌われた...屋久土さんに嫌われた
こう考えるだけど涙が止まらなかった。
屋久土さん、いい人だったから優しくしてくれてたんだよね?
僕なんかのために...助けてくれたんだよね?
元々強い人だったから無理だって思ってて、だったら一層ずっとそう思ってたよかったんだ。
「屋久土...さん、ごめん...なさ、い」
階段の端で蹲った。
涙が止まるまで泣いていようと思っていた。
その時だった。
「有沢さん...?」
名前を呼ばれ顔を上げると、さっきまで一緒に屋上にいたサキさんがいた。
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