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「はい座れー」
教卓に出席簿を置いたリカちゃんは、普段と変わらない様子で淡々と話す。
いつも思うけれどセックスの時とのギャップが凄い。
あのクールな澄まし顔が余裕がなくなっていく様子とか、落ち着いた声が耐えるように途切れるところとか…
でも1番はイキ顔なんだよなー。
フェロモン大放出…みたいな感じで。
って朝から何考えてるんだ、俺。
「じゃあ出席とるから返事なー。
鮎原ー………」
フルフルと首を振って頭の中から追いやろうとするけれど、浮かぶのはリカちゃんの鎖骨だとか、細いけど筋肉質な腕とか…くびれた腰とかで。
ダメだ…このままじゃ俺まで変態みたいじゃん。
赤くなる顔を隠すように手で覆う。
すると指の隙間から見える机の端に誰かの手が乗った。
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