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Again
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「え、なんでそれを...」
俺はプリンを片手に
完全にフリーズしたまま言った。
俺の好物なんて知っている人は少ない筈だ。
男はどうして知っているんだ?
最初は俺のポエムのファンかなとか
思ってたけど…
あまりにも俺の事を知りすぎている。
確かに俺は有名なポエマーだ。
(自分で言うのもなんだが)
そんなことを考えていると
男が頭に手を当て言った。
「はぁ...いい加減気づいてくれないかな...?」
_人人人人人人_
> ため息!? <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y ̄
男の言葉に心の中で咄嗟に
そんなツッコミを入れつつ
(声に出せる訳ないのだが)
そんなことをしていると、
「れーくん、ひな」
と男が呟いた。
凄い聞き覚えのあるフレーズ。
れーくんは俺で、ひなは...日向。
...日向!?
「ひ...なた??」
「...!!」
「そんな訳ないか、ごめん。」
俺が額を掻きながら言うと
「...そうだよ」
と呟きが聞こえた...ような気がする。
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