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沖田さんが手に持っていたのは紐だった。細く繊細な指で僕の手首を結び、そしてその紐を柱へ結びつけた。
「沖田さん…これ。」
「暴れないように。」
沖田さんが満面の微笑みを浮かべる。
「僕…僕……」
沖田さんの表情とは裏腹に僕の瞳からは、涙がこぼれる。
「ほら、泣かない。それにこれもお仕事ですよ。大丈夫。気持ちよくしてあげますから。」
沖田さんの指が僕の目元をぬぐう。そのまま僕の服を脱がしてゆき、最後には着物と襦袢を羽織るだけになった。
「白いですね……人を殺すことを知らない身体です。」
愛おしそうに僕を観ながら、胸元を弄る沖田さんの手。ゆっくりと下に降りていき、へそをくるくるとなでる。
「まだ毛も薄いですね。」
「んっ…くすぐったいです。」
そして、手はさらに下に伸びてゆき、僕の自身に手が伸びた。ゆるりと僕の自身を刺激する。
「沖田さん……」
縛られているせいか、腰を揺らすしか抵抗ができない。
「腰揺らしても、もっと気持ちよくなるだけですよ。」
「だって、誰かに触られたことなんて……ないから……」
「気持ちいいですか?」
「わかんないですよぉ」
自身に沖田さんの手の熱が伝わる。それが気持ちよいのか、どうなのかはよくわからなかった。
「いいですか、テツ君。男同士でする時はここを使うんですよ。」
そういうと、沖田さんは僕の秘部をつつく。
「ここ……ですか?」
「うん。ここ。」
沖田さんの指がぼくの秘部の周りをくにくにと解してゆく。それがとてもくすぐったく、身動きのできない身体を必死に捩る。
「くすぐったいですか?」
「はい……」
「随分楽しそうじゃねぇか。」
唐突に土方さんが寿司の入った盆を持ってこちらにやってくる。
「土方さんが勝手に休んでたんでしょ?」
「うるせぇ。ほら、総司。お前も寿司食え。」
「いまですかぁ?」
「早くしないと俺一人で食っちまうぞ。」
「もう土方さんてば、せっかちなんですから。」
沖田さんは空いていた左手で鮪をとると口へ運ぶ。小さな口に赤い鮪が収まる姿はなんとも色めかしい。
「ん。テツ君。これなかなか美味しいですよ。テツ君も食べますか?」
「そう言われましても……これ。」
僕は縛られた手首を揺らす。痛くはないけど、身動きが取れないのはなかなか辛い。
「じゃぁ。僕が食べさせてあげますね。」
沖田さんは鯛を口に咥えると、顔を僕に寄せる。これは食べろということなのだろうと思い。自分も口を寄せる。
「んっ……。」
寿司を咥えると、中に寿司を押し込められる。確かに美味しいが、何か不思議な感覚だ。と、気を抜いていると今度は沖田さんの舌が口に入ってくる。絡みつく舌が僕の身体を揺らす。
「んっ……あっ……」
「ご馳走様。さっきの鮪より美味しかったです。」
沖田さんがにこりと笑うと、後ろから土方さんが抱きしめる。
「総司、続きするぞ。」
「テツ君はどうするんです?」
「後でだ。先ず見本見せてやらねぇとな。」
「そうですねぇ。」
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